硝子体注射受けてきました2017/09/01 19:23

目が見えなさ過ぎて、運転もできなくなってました。
前を走っている車すら、あんまり見えなくなってて、
バイク自転車歩行者なんて認識不可能レベル。
PCモニタを常に見なきゃいけない仕事なんだけど、
フォントサイズをかなり大きくして、なんとか文字を認識しています。
例えるなら、メガネを曇りガラスにした感じ。
視界の中心から離れたところは微妙に見えるのでなんとかなってます。

原因は、かなりひどい黄斑浮腫って話だったので、
でっかい病院に転院して、浮腫を引かせるために、
硝子体注射を受けることになりました。
通ってる眼科は設備がないから無理だそうで。

OCT?とかいう、網膜の断層写真を撮るための
機械で写真を撮ってもらったのを見せてもらいましたが、
正常な網膜は中心部が凹んでいて、割と平らなのですが、
僕のはチョモランマみたいな山型になってて、
網膜の内側がスッカスカw
その部分に血液由来の水分?が溜まってるらしい。
その水分を通して物を見ているので見えづらいんだろうな多分。

注射に使う薬剤は、アバスチンとかいう、大腸がん用の
抗がん剤を使うことになりました。
新生血管の発生を抑制したり、浮腫を引かせる効果があるらしいです。
多分、がん細胞が栄養を引っ張ってくるために
新生血管を伸ばしまくるのを抑制するための薬剤だったんだろうけど、
網膜症も新生血管をモリモリ伸ばすので
効果があるんでしょうね。

ただ・・・前もってネットでアバスチンについて調べていたので
良かったのですが、なにも知らないままだったら、
ルセンティスを使うはめになってたと思います。
医者も最初はルセンティスを勧めてきました。

ルセンティスは、アバスチン作ってるメーカーと同じところが
開発した薬剤で、アバスチンを目に使うために
改造したものっぽい。

なにが違うかって、値段の桁が文字通り違います。
ルセンティスは保険なしで1回15万円するらしい。
しかも片目毎に!
それを、両目に、毎月、打ったら・・・!
アバスチンは、1500円位でした。安っ!

「アバスチン無いんですか?」って聞いたら、
「よく調べてこられてますね」って言われて、
あっさりアバスチンに切り替わりましたw

もっとも、アバスチンは元々大腸がん用の抗がん剤だし、
副作用もあるので、人によってはそっちのがいいとは思います。
アバスチンを使うことよるリスクがあるので、
なんかあっても責任とらねーよ同意書にサインも必要でしたしね。

目玉にちっさいゴミが入っても、めっちゃ異物感あるじゃないですか。
そんな敏感なところに針刺すなんて、
どんだけ痛いか警戒してましたが、全然痛くない。
なんか押されてる?ような感触はありました。

薬剤が目玉の中に入ると、チョロチョロと
水流のようなものが見えます。
んで、しばらくの間、目に水が入った時のような視界になる。
ちょっと面白かったw

今回は片目だけ打ち、次回はもう片方に打つ予定。
注射打った次の日も経過観察のために通院が必要なので行ってきます。

効果がある人は、翌日にも浮腫が引くことがあるらしいですが、
さて・・・

硝子体注射受けてきました22017/09/09 20:10

今回は前回とは逆側に目に注射。

前回打った方は、OCTの画像見る限りでは、かなーり黄斑浮腫は
改善していましたが、視力は変わらず・・・
網膜の状態回復と、視力の回復には若干のタイムラグがあるらしい。

来週あたり、視力にも改善が見られるかも、とのこと。

治るといいなぁ・・・